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2017年6月26日 (月)

つくり溜めて

こんにちは。

講師の石澤です。

今年の梅雨は雨が少ないようですが、梅雨という響きはやはりうれしい感じはしないものです。

雨で部屋に籠りっきりになりそうなときこそ、作品を作るにはもってこいの時間ですね。

でも使用するオイルの臭いが湿気と共に部屋に広がったり、何色もの絵具を机にたくさん広げるのが億劫な場合は、転写を使用した作品作りがおすすめです。

転写を貼るだけだとつまらない場合は、ここに一筆加えて自分らしさを出していくのも素敵だと思います。

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その場合は面倒ですが、転写を貼って焼成してから絵具を入れてください。転写が未焼成の上から絵具を入れると、転写の種類にもよりますが、多くの場合、絵具が下の転写と共に縮れてしまい、美しい焼き上がりとは言えなくなってしまします。

今回新発売のモロッカン転写シートは、前回発売されて好評だったゴールドやホワイト色にプラスしてピンクラメやシルバー色が仲間入りしました。

そのまま貼って焼成するだけでも白磁の上にモロッカン模様の枠線が浮き上がり、白磁にキラキラしてかわいいです。

時間がある方は、このモロッカン模様の中にジュエル絵具などで色を入れてみましょう。モザイク模様のような盛り上がった仕上がりが面白いですよ。

モロッカン模様は枠が連なった簡単な作りなので色分けもしやすく、どこから色を入れても作業をどこで終わらせても、きれいに色が並んで入っていくと思います。

今回私は転写を貼りやすい、すとんとしてフラットなストレートの小さなマグにモロッカン転写を貼って焼成後、ジュエル絵具を速乾性水溶性メディウムと水で溶いたものをモロッカン模様の中に入れてゆきました。マグなので絵具が垂れないように速乾性を使い、作業は水平になるように行います。

モロッカン模様の枠自体は意外と高さがあるので、中に入れたジュエル絵具も決壊しにくいです。小さなマグといっても絵具を入れる面積が以外と多く、あまり根を詰めてやると嫌になってきそうなので、ラジオを聴きながらなど、ながら作業がおすすめです。単純作業なのに時間がかかりそうな場合は、空き時間などで少しづつつくり溜めてゆきましょう。作業中のものはほこりがつかないように空き箱などに入れて保管します。全て色が入ったら焼成しましょう。焼成後に金彩を施すと、カジュアルな作品から一気にグレードアップしてくれます。ジュエル絵具の近くに金彩がある場合、ジュエル絵具が生のまま一緒に金彩をしてしまうと、絵具の中に金がしみ込んで汚らしい感じになってしまうことがあります。絵具の中に金彩が入り込んで焼成されてしまうと、金がガラス成分に包まれて焼成されてしまうので、金消し棒などではもう直せなくなります。この場合の金彩も別焼成がオススメです。

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