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2017年2月27日 (月)

陶絵付制作のこころ26 〈学ぶうれしさ〉

Rimg0001 こんにちは。講座グループの江川です。
まだまだ寒い日もありますが、だいぶ春めいた空気を感じることも多くなりました。
春になればいいこともたくさんありますが、
数年前から花粉症になってしまった私としては、いよいよ辛い日々の始まりでもあります。
ここの所、目がかゆく、くしゃみも出始めました・・。

さて、4月になれば新学期。 陶画舎でも4月・10月はスタートの時期になります。 ちょうどいい機会ですので、ここで改めて講座全体のことを簡単にまとめてみましょう。

陶画舎では大きく2つのコースがあり、〈本科〉と〈専科〉に分かれています。

〈本科〉は「西洋絵付」と「和陶絵付」の2つがあります。 幅広くそれぞれの絵付の技法が学べることが特長で、絵付全体の方法を色々と知っておきたい方におすすめです。

絵柄を限定せず様々なモチーフを描きます。ですので、絵柄も大事ですが、それ以上に何の技術ををそこで学ぶのかということを重視しています。 また先々原宿陶画舎の分室として自分の教室を開設したいという大きな目標がある方、 あるいは陶画舎の認定証(ポーセリンアーティスト)取得を希望される方には、履修が必要なコースになります。

〈専科〉はある技法や絵柄に特化したコースになります。

例えば「染付だけを描きたい」「動物の描き方を学びたい」「繊細な和の文様を描きたい」など 学びたいものがはっきりしている方、それだけに集中したい方におすすめです。

こちらは認定証取得の対象にはなっていませんが、今はどのコースも半年単位ですし、 その時々やってみたい絵柄があったらそちらに行く、というスタンスの方もよくいらっしゃいます。 いろいろな講師がいて、様々な絵柄を学べるのも陶画舎の良さですので、 いろいろなコースを取り、違った先生に接するのもいいことかと思います。

絵付が全く初めての方にとっては、 専科の中ですと初めてでもそのまま入れるコースもありますし、 とりあえず絵付の基礎を習いたい、本科に入りたい、という方にはお道具もすべて貸出の 『陶絵付基礎マスタークラス(西洋・和陶)』(月2回×3か月コース)がおすすめです。

4月から基礎マスタークラスに入られますと、10月から本科に入ったり、専科の「絵付経験のある方から受講可」のコースに入ることが可能になります。

基礎マスターは通常の3か月コース以外に〈3日間短期集中クラス〉も開催しております。次の開催はGW期間中です。遠方の方や、普段仕事などが忙しくまとめて一気に勉強したい、という方におすすめのクラスです。

私自身の担当コースについても少しお話しておきます。

私は西洋・和陶の本科コース以外に、『線画クラブ』『イングレーズの青い花』という専科コースを担当しております。

写真の青い花のお皿2枚が「イングレーズ」の、手前の金魚柄、丸い白磁とガラスのお皿が「線画」の4月からの課題です。 「線画クラブ」は、〈線描き(おもにペンを使っています)〉し〈面を埋めること〉(あるいはその逆)で出来る絵柄を主に課題にしています。

見て分かりやすい、いかにも線画らしい線画、の時もありますが、一見、どこが線画なの?と思えるような絵柄が課題の場合もあります。 ですが私の中では、基本的な仕組みは同じで、〈線描き+面埋め〉です。

線の描き方だけ慣れればあとはそんなに難しくない手法の色入れと組み合わせて絵が出来るシンプルな構造のものになっているので、 初めての方でも受講可能な講座になっています。 また手描き感が少ない絵柄も特徴です。ペンのシャープな線と筆塗り感の少ない面の構成で、クラフト的なイメージから少し離れた作品づくりを目指しています。

対して「イングレーズの青い花」では、伝統的なポーセリン(チャイナ)ペインティングのやわらかい筆づかいを生かした絵柄が特徴です。一見難しそうですが、単色で出来ることと、最低限の線描き・伸ばしやすいオイルの使用・またごく薄く塗ってもつややかに仕上がるイングレーズ手法、などにより、仕上げやすい構成になっています。

イングレーズですと高温で絵具が釉薬の中に入りますので、完成した作品は半永久的に絵が落ちず、また出来上がった器は、白地に藍の組み合わせで料理も選びません。 じっくりと平筆で描く面白さを味わいたい方、描いた器は使いたい、という方に向いていると思います。道具をなるべくシンプルに絞って、分かりやすい手法で描いているので、こちらも初めての方でも受講可能なものになっています。

まずどのコースに入ったらいいか、迷われるようでしたら、一度スクール窓口までご相談ください。お電話でも結構です。また絵付の経験がある方は、それによって入れるコースも多少変わってくる場合がありますので、ご相談の際にはお申し出ください。

学べることがあるのはとてもうれしいことです。人生に彩りを与えてくれます。 春になったらぜひ講座で一緒に学びましょう。

http://www.togasha.com/courseguide/courseguide.html

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